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2010年12月25日 (土)

着物でサッカー

.            公演後校庭で元気に遊ぶ6年生
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    2010年5月 広島へ修学旅行の小野小・小坂小。本川小学校にてカンナの球根を掘りました。

豊岡の小野小学校

春に広島に修学旅行に出掛け、本川小学校でカンナの球根を自分たちで掘り起こすという体験学習をした豊岡の小野小学校でカンナの講演・演奏会をすることができました。

豊岡の小坂小学校の校長先生からのご紹介でご縁をいただきました。

全校で60人に満たない学校です。
修学旅行は毎年広島に行っています。隣町の小坂小学校と一緒に行かないと人数が揃わすバスがチャーターできないそうで、二校一緒に出掛けます。

本川小学校の資料館にも毎年見学していると知った橘が、本川小学校の校長先生にお願いして、球根を掘らせていただきました。本当は、本川小学校の子どもたちと交流が出来て一緒に掘り起こせたらよいと考えたのですが……

カリキュラムがいっぱいで、それは叶いませんでした。
しかし、校長先生や教頭先生が掘り起こしやすいようにと一ヶ所の花壇に移して下さいまして、小坂・小野小学校の子どもたちは班行動の時間差も気にせずに掘らせて頂くことが出来て良かったです。
本川小学校の校長先生、教頭先生ご配慮ありがとうございました。

その日は新聞4社の若い記者さんとケーブルテレビの記者さん5人が取材して下さいましたが、取材後皆さんから「カンナの球根下さい」と言っていただき、皆さん『カンナ大使』になって下さいました。
この話はまたゆっくり書きたいです。

さて、小坂・小野小学校とは、翌日の平和公園、原爆資料館、そして宮島も同行しました。 皆さん元気いっぱいな中にも、戦争学習も、真剣な面持ちでしっかりとなさっていました。

原爆資料館に入る前に少しだけ、前日掘り起こしたカンナの球根の話の元になった写真が資料館にあることを説明致しました。

私も資料館の館長さんに表敬訪問のご挨拶を申し上げ、館内を見学しました。
出口の白黒のカンナの写真は相変わらず立ち止まる人影もなく静かにたたずんでいました。

ただ、小坂と小野の子どもたちだけが立ち止まってしっかり観ていただけでした……
子どもたちはどんなことを思いながら見たのでしょうか……

その後は厳島神社見学、みんなお土産を買うのに忙しく、また楽しそうでした(笑)
暑いいち日で、みんな日に焼けて赤い顔に汗だくででした。しまいには疲れて、しゃがみ込む姿も見られました。平和学習、世界遺産、そして家族へのお土産選び、昨夜はきっと遅くまで起きていたのでしょうね。
夕方、たくさんの荷物と抱えきれない思い出を持って豊岡に帰って行きました。

あれから、約半年。 夏には見事にカンナを咲かせてくれました。

そんな小野小学校でも、ようやく、きちんとカンナの講演・演奏会が出来ました。

修学旅行の六年生の顔は見覚えのある顔です。
子どもたちは着物姿の私に少し戸惑ったようでしたが、すぐに思い出してくれたようでした。

モンサンミッシェルに来年は小野小学校のカンナも植えましょうの言葉に笑顔でうなずいてくれました。

一年生もとても興味を持って聞いてくれました。
三味線の体験もしました。
子どもたちの感性は素直で豊かです。感想文を皆さまに公開したいです。

小野小学校は全校生徒60人余りの学校ながら、広大な敷地を持っていて、伸び伸びとした教育がなされています。

裏山と繋がっている校庭は限りがなく、子どもたちの恰好の遊び場です。

夜は鹿たちが遊びに来てフンだらけになることもしばしばだそうです。

月の輪熊も山から降りてくることもあるそうです(怖)

亥がカンナの球根を食べないように工夫が必要だそうです。

長年の取り組みの結果、絶滅のこうのとりが今はたくさん飛んでいる町豊岡。

広大な田んぼに農薬を使わないお米作りはどんなに大変だったでしょう…!
私も3年ほどこうのとりの取材をしましたからわかります。

自然に囲まれた小野小学校の子どもたちは、びっくりしたことがひとつあります。

片道一時間半もかけて歩いて登校してくる児童もいるのだそうです。
幼稚園も併設していますが、幼稚園児もお姉さんお兄さんと一緒に歩いて登校するのだそうです。

私たちには考えられないことでした。

校長先生はにこやかに話されましたが、ご苦労やご心配、ご配慮がたくさんあるのだと思いました。

講演後は、長い休み時間でした。
あんなに広い校庭では、休み時間も長くないと戻って来れませんから(笑)

みんな楽しそうに男女の隔てなく遊びます。

私たちも一緒に遊びました。野澤さんは着物でサッカーに挑戦! 下駄でゴールを決めました(拍手)
一躍、ヒーローになりました(笑)

こんなにゆったりとした教育を受けている小野小学校のカンナは元気に咲いていました。子どもたちが書いた説明がありました。ありがとう!

名残惜しい中 帰路につきました。

小坂小学校の校長先生も挨拶に来て下さいました。
昨日講演した城崎小学校の四角さんも駆けつけて下さいました。

こうして、カンナをバトンにみんなが繋がっていけたらよいと思います。

皆さんありがとうございます。

来春の株分けが楽しみです。

この大きな学校の小さな子どもたちが いつまでも こうしてのびのび過ごした母校が無くならないとよいなあと思います。
そして、この広い校庭のあちらこちらでカンナを咲かせて下さい。

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