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2011年6月22日 (水)

広島でカンナ、仙台水仙、石巻では蘭が・・・・

6月14日 雄勝中学校校長先生と橘の共通項 
 先月、道を教えていただいたご縁からカンナを植えた仙台鶴巻小学校にこのたびは、授業と植栽が予定されています。12時には石巻を発ちたいと思います。 
 雄勝中学校に是非行ってみてはいかがかと薦められ出かけました。飯野川からすぐの県立高校の校舎を間借りしているそうです。校舎は津波に飲まれ使えなくなったのです。 
泥まみれの校旗が見つかり、そのまま掲げてある。「あえて洗わないでおこうと思います。」と校長先生・・・。 
「生徒は奇跡的にも全員無事でした。一人もかけることが無かったということが一番です。」校長先生はおっしゃいました。                    
 間借りしている校長室の壁には、311日からのことが写真で綴られていました。311日は雄勝中学校の卒業式だったのです。晴れやかな顔の卒業の写真がありました。その後に、あの地震があり、津波で何もかも消えたのだそうです。 
 卒業式から帰った後、散り散りになった生徒たちが全員無事だったことは何にも変えられないことであります。 
校長先生は、時々、校舎をおとずれ、雄勝中の存在した証を探しては写真に収めたり、持ち帰ったりなさっているそうです。 
校旗もそのひとつです。
私はカンナの話や植栽リレーのことなどお話し申し上げました。校長先生は黙って聞いておられました。DVDも見て下さいました。 
 私が話し終わると、「橘さんの話を聞いて、ある決心をしました。迷っていたけれど、橘さんに背中を押していただきました!」とおっしゃいました。 
「実は、被災後、雄勝中を訪れると、紫色の小さな花が咲いていたのです。気になっていました。」「たぶん蘭の仲間ではないでしょうか。必ず助けてあげてください!」先生はずっと、迷っていたそうです。私の話を聞いて、やはり球根を持ってこようと、決心したそうです。カンナとともに咲かせてください。一度なくしてしまえば、いつかみんな忘れてしまいます。カンナがそうでした。花は今ここに咲いているから元気をくれます。 
「橘さん、カンナとその花と並べて植えます。また、雄勝に来ていただけますか?」「はい、必ず!必ず来ます!」「来週早々にもう一度雄勝に花を採りに行きます!橘さんの話に背中を押していただきました。ありがとうございます。」 
 「今はいろいろな申し出があり、子供たちの頭の中はごちゃごちゃになってしまうでしょう。カンナの話しは、もう少し頭の中がすっきりしたところでぜひとも聞かせたい話です。9月までにはおよび出来ると思います。」「わかりました。是非そうさせてください。」「橘さんもがんばって下さい。とてもいい話です。感動しました。」 
 とてもうれしかったです。ここでも花が助けられます。カンナ、水仙、蘭・・・。私も分けていただきたいです。生きる希望がわいてきます。 
訪ねてよかったです。先生にお会いできてよかったです。 
 花の名前がわかるといいですね。 
校長先生は私どもの車をずっと見送って下さいました。涙が出ました。だめでもいい。と思いながら訪ねた学校、校長先生、教頭先生・・・。人間ってすばらしい、そう毎回毎回思わされます。素敵な人に出会えて幸せです。 
 
               

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